これは希望と感謝に満ちた動画（と思いたい）

これからが　　　　のはじまり

どきゆりP

普通に度肝を抜かれました。
技術的なこともさることながら、
この動画に込められた思いは
一体何なんでしょう。

鬼才の作った動画に
凡人があれこれ言うのは野暮ですが、
それでも感じたことは、
この動画には間違いなく
アイドル達がいたということ。

この動画について、
実際のアニマス第1話での
それぞれのアイドル達の姿を
頭に思い浮かべながら視聴した、
という方はきっと多いでしょう。
自分もその一人。

ということは、
それだけアニマスが印象深い作品として
成功したということで、
アイドル達がそこにいた、ということの
証なのかもしれません。

興味深いのは、アイドル達だけではなく、
765プロの室内の全てが
がらんどうであったこと。

それは、ここから未来の新事務所に
旅立っていったことを表現しているのかな、と、
はじめは思っていたのですが、
今は、それは違うのではないか、と考えています。

本当にがらんどうなら、
そこにはホワイトボードも机も棚もないはず。

ここは確実に事務所であり、
終わりというよりもむしろ、何かが始まる予感がする。

あるいはこの景色は、
高木社長が765プロを立ち上げた、その瞬間を
表現したものなのかもしれません。

ここに、未来に羽ばたくアイドル候補生達が集う。
にぎやかな日々が始まる。
そんなことを、つい夢想してしまう。

ほら、引越し間もない自分の部屋って、
希望に満ちていて、
ここでどんな生活が始まるんだろうって気に
なるじゃないですか。
あんな感じ。

ラスト、アイドル達が姿を表したあの場面は、
そういった夢想が現実のものになったことを
示しているのではないでしょうか。

それは、アニマスを待ちわびていた我々視聴者が、
初めて画面を見て狂喜したのと同じこと。
思い描いていたことが
現実のものになったことの喜びに
他ならないと思うのです。

空白の部分をあえて埋めるとすれば、
「765プロ」でしょうか。
自分は、そう解釈しようと思っています。