GARDEN CITY LIFE

緑丸と申します。日々、アンテナに引っかかったことを綴っていこうと思います。

〜2011下半期ニコマス20選を振り返る〜Part4(完)

駆け足でしたが、ラスト4作品+サムネ1選の5作品です。
あとは、個人的なまとめもちょこっと。


まずは、トリ前対決!

17 えびP 【アイドルマスター】“BORDERLINE”PV【春香】

間違いなく問題作であり、意欲作。
KAKU-tail6での初出から数か月を経ましたが、
間違いなく、この動画の持つメッセージ性は、
その意味を更に増しているように思います。

2011-09-17 「iM@S KAKU-tail Party 6」1st Night
2011-09-17 えびP「Borderline」について。

過去記事を書いたときもそうでしたが、今この時点でも、
この動画の持つパワーに相応しいだけの意見を
なかなか思いつくことができません。
凡庸なロジックを寄せ付けない力があります。
えびPのもう一つの作品(当然、まとめ動画では紹介されるでしょう)と
かなり迷いましたが、やはりこの動画を外すべきではない、と思いました。

一言だけ。
それで結局僕らは、境界線を越えることはできたのだろうか?

18 crongP アイドルマスター2 四条貴音『風花』-PV風味-

今年デビューの新人Pが、
ここまで幻想的で貴音にふさわしい世界観を表現したことに
驚かざるをえません。
松山観光記の再開も、楽しみにお待ちしています。

旅m@s界の大型新人がKAKU-tail6参戦!ということだけでも
心が躍ったのですが、
発表された動画のクオリティは、期待を遥かに超えていました。

単品では、ダンスについて意見(コメント)も出ているようですけど、
個人的には、3・11を経て
「風花」という歌詞に産まれた、別の解釈。
そしてその歌を、一関に来て、歌い踊ったということ。
そういったシチュエーションに思いを馳せてしまうのですね。
あと、これはcrongPならではですが、背景がとにかく綺麗で、
貴音にこれ以上無くマッチしている。

ネタにするつもりは一切ありませんが、
3・11は2011年を語る上で避けて通れない事実。
勝手な解釈ですが、その象徴的な作品として、
この2作を連続させて頂きました。


そしてトリ。
とにかくアツイ、この2作です。

19 tlop FAIRY on FIRE〜我那覇響の9.18

きっと他の誰もが言うだろう、でも、自分もあえて言いたい。
「こんなフェアリーとジュピターが見たかったんだ!!!」と。
わずか2分少しに凝縮された展開。
自分はストーリー系PVが好きなんだなあ、と気づかされた作品でもあります。

ライオンサバイバルの思わぬ削除に驚きました。それはさておき。
tlopは本当に、アイドルに魂を込めた作品を作ってくれると
しみじみ感じます。
個人的には、アイマス2竜宮小町をプロデュースできないことよりも、
アイマス2が過去の作品の世界観と繋がっていないことのほうが
余程気になっていましたので、
こうした形でプロジェクトフェアリーの物語を結実させてくれたことが、
まずはとても嬉しかったです。

そして。
過去は決して消し去ることはできず、上書きすることはできないけど、
今輝くことで、過去を無駄にしないことはできるんだ、ということを、
見事に体現してくれました。
そんなバトルが、面白くないわけがない。
正直、KAKU-tail6、そしてこの動画以降、結構、響が気になりつつあります。

20 散髪屋P アイドルマスター2 情熱のうた/カラーボトル

アイマス2という世界観の中で、
誰もが「てっぺん」を目指しもがき続ける。
そして最高のステージに立つ。
そんなライブが盛り上がらないわけがありません。
演者の熱い気持ちが、観客にダイレクトに伝わる。
文字通り、そこにあるのは「情熱のうた」です。

これもまた、各キャラクターに新たに魂を吹き込んだ作品。
アイマス2アニマスに至る2011年を象徴していると思います。

文句無しの大トリなのですが、この作品については正直、
マイリストでのコメントが全てなのですね。
観客である自分は、ただただ、熱を感じ、
熱狂と感動に溺れてしまうしかないんですよ。
裏で何があったかは、実は関係なく、
目の前のこのステージで、200%の全力を発揮するアイドル。
それがただ、嬉しいんです。

21(サムネ1選) ひだりききP 【Voc@loidM@ster祭り5】ハッスルマッスルブギ【マッスルシスターズ】

そうか、大胸筋を鍛える必要があるから、この3人なのか…。

…あ。これも、このコメントのままでいいや。
過去記事はこちら→●2011-10-25 サッポロサウンズホイホイ




【最後に】
今回は帰省中に告知があり、帰省先にはPC環境がない、という、
いきなり物理的制限のある状況からのスタートでした。
なので、吟味するというよりは、
この下半期、自分が視聴した回数の多かったものを
ストレートに選んだ感じです。
そのため、他の方の20選を見て、
上半期以上に見落としが多かったかもなあ、という反省があります。

もうひとつ。
アニマスは最終回まで未視聴なので、
それを匂わせる感じの作品もまた、見ていません。
本当なら、そのあたりも網羅したかったんだけどなあ。
これは仕方ありません。

ということで、割とありがちな選出だったかもしれません。
これは自分の力が足りないということで、反省すべき点です。

その中でも、自分の選ぶ作品の傾向が、結構はっきりしました。
ノベマスはもとより、PVでも、
・どれだけストーリー性が高いか
・キャラクターが生き生きしているか
この2点に自分は惹かれるんだなあ、ということです。
これはあくまで自分の個人的な感覚なので、
作者の方や世間一般とはズレているかもしれないけど、
まあ、だからこそ、20選みたいな企画では
自分みたいなセレクトもありなのかなー、と考えています。


何はともあれ。
自分は既に提出済みですが、確か締切は今日のはず。
いずれ、まとめ動画もやってくるはずです。
そこで
「うわー、その動画があったかー」と悶絶するのが、
今から楽しみです。
卓球P、頑張って下さい。

そして11年下半期に作品を発表された全てのPの方々、
本当に有難うございました!
12年上半期も、楽しい動画を期待しています!