GARDEN CITY LIFE

緑丸と申します。日々、アンテナに引っかかったことを綴っていこうと思います。

〜2011下半期ニコマス20選を振り返る〜Part3

Part3、というか、第3クォーターです。
サムネ1選もあるので、ここでは6作品をまとめて。

11 ゆっきP/ぎょP 【人力Vocaloid】貴音ロイドで「いろは唄」【アイドルマスター

貴音の持つ高貴さと色気。
それが人力という武器を得て、巧みに表現されています。
幽玄という言葉がふさわしい、魅力的なステージです。

見た瞬間、11年下半期の20選入り第1号に決めた作品。
これはもう、最後まで揺るぎませんでした。
人力ゆえ、多少の声の揺らぎは感じるものの、
ダンサブルなステージと相まって、
むしろ「生っぽい」ライブ感を産み出してくれています。
そして選曲の妙。
この世界観を表現できるのは貴音しかいないですね。

選曲・アイドル・PV・人力のバランスが調和しており、
後半戦一発目として、インパクト大なのではないか?
と考えています。

12 生えてれぅP 伊織と麗華が876プロからデビューします。1話

不条理極まりない世界観のはずなのに、
とにかく麗華さんがれいかわいい。
第五次ウソm@s祭り参加作ですが、年明け、無事第2話がUPされました!
今後の展開が楽しみな作品です。

…どこから突っ込めばいいんだ、これ?(ホメ言葉)

ウソm@s一連の作品が支持された理由は、
男の娘ネタ満載というインパクトだけではないんですよね。
会話のテンポや台詞の出し方、表現の仕方が、凄く上手い。
視聴していてストレスを感じないんです。
これは、デビュー前の習作での鍛錬の賜物だろうと思います。
だから、本作では主役である麗華さんが
凄く魅力的なコメディエンヌ振りを発揮しているのでしょう。

ネタに惑わされず、引き続き追いかけたい作品です。

13 焼き肉P 【アイグラネタ】はるいおがたこ焼きを食べに行くようです【Novelsm@ster】

05とは異なり、こちらは、アイドルがふと見せる「女の子」としての
プライベートが楽しめる小品。
放課後帰り道の女の子の集団の持つ楽しげな雰囲気が、
十二分に伝わってきます。

14 こたつにアイスにみかんP 【第5次嘘M@S】春香さんが一人暮らしを始めたようです

そして、アイドル達のオフタイムを楽しめるのがこちらの作品。
ひたすらほんわかしていて、リラックスしている姿を見ることができます。
ああ、一人鍋なんて言って、強がっている場合じゃねぇ…。

食べ物系で2作品続けてご紹介。
いずれの作品も、過去記事で触れていたものですね。
2011-11-16 よりみちの喜び
2011-11-13 後から発見〜第五次ウソm@s祭り5

共通して言えるのは、食べ物の前では
人間皆幸せであるということ。
アイドルだって、素の女の子になって
作り物ではない笑顔を見せる瞬間があるんだということ。
この2作品を連続で観ていると、訳もなく心が温まります。

15 嘘予告P アイドルマスターアニメ第1〜12話閣下登場まとめ&各話あらすじ

とにかく閣下が可愛らしい。
私は愚民ではありませんが、この閣下なら
素直にストーリーを追いかけたいと思ってしまいます。
「第13〜最終話」のまとめもお待ちしております(えー

本作を取り上げたはずが、なぜか伊織関係の記事になってしまい
恐縮した記憶があります(恥すかしいから貼らない)。

改めてこの動画について考察すると、
結局、天海春香にとってアイドルとは何なのか、
というテーマに帰結しそうな気がします。
現時点で自分はアニマス最終回未視聴ですが、
なんかそれにも繋がりそうな感じ。
ニコマスですっかり地位の定着した「閣下」に仮託して、
その問いをユーモラスに投げかけているように思えます。
技術力の高さもありますが、そういったテーマが裏にあるからこそ、
感じるものがあり、支持を得たのではないかなあ、なんて。

16 銀結城P アイマスどうでしょう 第一夜

水どう好きの自分も文句なしの好パロディです。
「ミスター=ダジャレ=笑いの沸点が低い=千早」
「大泉さん=愚痴っぽい=ツッコミ役=伊織」
「うれしー=なんか悟ってる=縁の下の力持ち=雪歩」
このキャラクターの置き換えがお見事♪

第四次ウソm@sでもスマッシュヒットを飛ばした
あの一行が、新しい旅に出ていました。

本シリーズの構成は、本家と比べても遜色ないほどに
クオリティが上がっていて、
パロディとしてかなり高レベルにあると思います。
前シリーズは20選外でしたが、本シリーズについては
個人的に文句なしです。
コメントにもありますが、Pの台詞が
そのまんま藤村Dにしか聞こえない、というところからも、
銀結城Pがどうバカで、本家に強い愛情を持っていることが
分かります。
後半戦の中盤、いい感じで和ませてもらいました♪



……さてさて。
次回で振り返りも最後。
クライマックス4作は本家紅白に則り対決っぽい組み合わせで。
トリ前は「どこか虚ろな空間に見える強い意思」を感じさせる作品。
トリはただ一言、「熱い」作品で締めようと思いました。


…というわけで「〜2011下半期ニコマス20選を振り返る〜Part4」に話は続くことになります。