GARDEN CITY LIFE

緑丸と申します。日々、アンテナに引っかかったことを綴っていこうと思います。

〜2011上半期ニコマス20選を振り返る〜14

【アイドルドライバー 第一話】尾崎おとーさん?

14 nukonuko氏

本当ならトータルで見て、完結した時点で評価すべきなのかもしれない。
たぶん、そうなると、個人的№1に肉迫しそうな気がします。
そう思わせるくらい、初回にして既に、軽快且つ好印象なノベマスです。
とにかく、2人の掛け合いが微笑ましいのです。
あと、個人的には、BGMも心地良かったりして。

久々の上半期20選の紹介記事です。
というより、これは紹介したくてたまらなかった一品です。


今日の時点で2000再生に行ってない時点でまず驚いたのですが。

この動画は、車内における会話をテーマにした密室劇でして。
まずその場面設定が見事だと思いました。

車中での他愛もない会話。
そこでは、自分の実体験からいってもそうなのですが、
話は弾むか、弾まないか。
あるいは、ついつい本音を吐き出してしまうか。
だいたい、そのいずれかに集約されます。
車中の会話というものは、限定された空間であるがゆえに、
案外と、相手に対する素の姿が出るものだと考えているのです。

そんなシチュエーションを選んだという着眼点が見事。

そして、ニコマスの動画では豆腐メンタルな描写の多い尾崎さん。
この動画でも、まあ、そんな一面はかなり強調されているわけですが、
ドライバーであるがゆえか、
絵理に対する保護者としての温かさも感じたりします。

時に暴走するのも、大切なアイドルを守りたいという
防御本能が過敏に現れるため。
だいたい父親って、そんなもんじゃないですか。
で、実はこの動画での尾崎さん。
凄く絵理のことを分かっていて、的確なことを言ってるんですね。
決して単なる「マダオ」ではないのです。
…まあ、たまに暴走しますが。
DSでのストーリーを経て、
真摯にアイドルに向き合っているプロデューサーに成長した、
という印象を受けました。

「おざえり」というと、だいたいが百合に走る中で、
この動画は、きちんと2人の信頼関係を描いていると思います。


あと、車中というシチュエーションを活かした
画像と会話の移り変わりが素晴らしくて。
そこにBGMが上手くはまっていると思いました。
BGMについてはコメントでも賛否両論だったようですが、
個人的にはこのくらいが、
このストーリーの世界にあっていると思います。


個人的には、良くぞ上半期に滑り込んでくれた!!という印象が強いです。
DS組のストーリーは、ゲーム内で完結しているため、
なかなかそこから発展させるノベマスは難しいのですが、
この作品は、まさに正調の外伝であるように感じます。

およそ月一ペースで続編をUPされていますが、
続きを楽しみに、
そしてどんなエンディングを迎えるのか、
楽しみにしているシリーズです。




…20選記事は久々でしたので、ちょっとペースが掴めないですね。
うん。でも。
この作品については、また改めて紹介したい気分です。


さあて!
ここから後半戦、一気に畳み掛けて行こうじゃないの!
そんなタイミングで選ぶには、この作品が最適でした♪


…というわけで「〜2011上半期ニコマス20選を振り返る〜15」に話は続くことになります。