【2013下半期20選】こんな理由で選んでみたよ。〜前編
どうも今晩は。
とあるまとめサイトのせいで、最近、徒然チルドレンにはまっております。
・・・あぁ、青春してるなあ、こいつら。
本山君頑張れ。
それはさておき。
選出の時にはかなり慌ただしかったのですが、ようやく落ち着きましたので、今回の20選について、まとめようと思います。
毎度のことですが、自分の場合、選出順は「紅白っぽさ」（あくまで自分の主観）で考えています。
過去記事でも触れましたが、我ながらうざいので、リンクは貼らないよ！
2部構成に分けて、とりあえず優先するのは、勢い大事な1作目と11作目。そして締めの、10作目と20作目。
この4作品だけは、今回も考えたかな。
でも、今回は、割とすんなり決まったと考えています。
そんな感じで、寸評という名の言い訳をご笑覧いただければ幸いです。
01.サンキューユッキ【OP風支援MAD】(塵屑氏)
本編を選ばず三次創作を選ぶという畜生っぷりですが、本家もだいたいそんな感じなので、問題ないと思いました（えー
2013年ニコマスのひとつのトピックであった「サンキューユッキ」。こういう形ではありますが、やはり取り上げておくべき、いいシリーズだと思います。
フュージョンPごめんなさい！！！
全ては初回を20選入りさせなかった自分のチョンボだよぉ・・・ということで、自分ルールで「選びたくても選べなかった」サンユキですが、良質な二次創作には必ず付いて来る「三次創作」。
サンユキについては、特に恵まれていたと思います。
そして、あの独特な世界観の上澄みだけを上手く切り取ったこの作品は、新たなサンユキ視聴者の取り込みに成功したといえるのではないでしょうか？
ネタ性はわりと少なめなのに、コメントも併せて、このシリーズがどんな動画なのか分かるのが、単純に凄い。
ともあれ、何らかの形で2013年のニコマス界隈の象徴的な作品を取り上げたかった、というのは、紛れもない事実です。
02.【アイマス×ロマサガ２】-Mingosmorel Song- 予告編(鉄平Ｐ)
下半期および今後も含め、期待大の動画です。
相変わらず自分は、元ネタ知らずの側なのですが、それでも、次回を期待させる高揚感あふれる丁寧な作りには、感嘆せざるを得ないのです。
ゲームをしていない自分にとっては、BGMを聞くと、正直、ロマンティック・サガの方を思い出してしまうんですね。
でもそれは野暮ですね。
この動画は、前作も含め、とにかく、わくわくした。
本作が始まり、そして完結したとき、どれだけ大きな話題になるのかが、容易に想像できたのですね。
そういう動画って、なかなかないと思うのです。
・・・こういう書き方をすれば、鉄平Pにとってはプレッシャーかもしれませんけど、でも、そういう感じ方をさせる動画を作ることができるというのは、これは本当に素晴らしいことだと思います。
本編も着々と進みつつあり、今後も楽しみな作品です。
03.アイマス手描きっすかＴＶ(大庭P)
なんというか、狂気に溢れすぎて困惑し、気付けば27分経っていたというのが、正直な感想です。
御託はさておき、これは凄い！と素直に思った作品です。
12月中旬、驚愕の手描き動画2作品に出くわし、20選の選出に大いに悩んだ方も多かったのではないでしょうか？
自分もその一人です。
で、2作品に共通するキーワードとして「狂気」を挙げさせていただいたのですが、まずこの作品について言えば、密度の濃さが、それにあたるのかな、という感じです。
とにかく、大庭Pがこの作品の作成の時点で出来る、全てのことを詰め込んだのではないか、という気がします。
リミッターを超えた情熱、というべきか。
長時間なのに、ホント、視聴はあっという間に感じました。
04.如月千早は歌いたい(誰だ氏)
狂気溢れる動画第2弾w
いやはや、こういうクオリティで長時間持たせる動画が出てくるから、ニコマスってホントやめられないのです。
狂気2作品目。こちらについては、絵のクオリティもさることながら、如月千早というキャラクターの持つ狂気が120％再現されていた、という点で、特筆すべきだと思うのです。
個人的には「痴早」的な動画には少々、食傷気味でして。
千早本来の性質である「歌に一途」を突き詰めるとこうなる、という、この動画の面白さが、ツボでした。
そうなんだよ、千早には、一度そうと決めたら周りがまったく見えない、純粋まっすぐで、それでいて本人がボケとは思わないボケ気質が、確かに存在するんだよ。
そこがかわいいところで、怖いところで。
それを如実に表現した、という点が、凄いと思いました。
05.立派なきのこは伊集院北斗(フルプレートP)
今期最大級の「ばーかばーか」動画はこれしかないと思っています。
なぜこのクオリティでここまで再現するかなあ・・・。
ニコマスってホント（以下略
思いついたら即実行！それがニコマスPのジャスティス！
これ、小鳥さんがあずささんだったら、たぶん、洒落になっていないと思うんです。
そういう意味で、この配役は、絶妙。
それにしても、北斗って、何でこんなに使いやすいキャラなんでしょう・・・と、常々思うのですが、それは自分だけでしょうか。
ともあれ、背景とか無視して、シンプルに笑わせていただいたので、20選入り、文句なく即決定でした。
06.【ノベマス】im@sてきとー劇場【その１】(そーろーP)
このシリーズが下半期スタートでよかった！
たまらなくお気に入りです。
ナンセンス系ノベマスの新星として颯爽と現れた、というのが、今期のそーろーPに対する印象です。
絵も描くので、単純にノベマスPという括りに入れていいのか迷うところはあるんですが、何が悔しいって、下ネタ満載なのに、（自分にとっては）決して下品じゃないんですよね、この方の作品。
ベタな下ネタにいく作品もあるじゃないですか、いや別にそれも決して嫌いじゃないんですけどね、でもこの方の作品の場合、テンポよく物語が進んでいくんで、ま、いいかって感じになるんですよ。
なんか、ズルイ。
07.【人力VOCALOID】水瀬伊織「Baby Sweet Berry Love」【変猫ED】(KenjoP)
・・・そろそろ、お口直しが欲しいですよねえ。
とすれば、この人力しかなかろう！そして動画自体もいいんです。
この組み合わせ方には、やっぱ、やられますなあ。
この動画を取り上げた別記事にも書いたと思うのですが、元歌は知りません。
まず単純に、この歌の人力が素晴らしく、次いで、その歌詞に合わせた動画もまた素晴らしく。
歌詞職人が出て来ることを想定していたのか、と思わせるかのような画面構成が、PVとしてお見事だったと思うのですよ。
今期の伊織ソロ作品では、随一ではなかったかと思います。
2013年の紅白に置き換えるとねぇ、ここが自分にとってのリンホラ枠なわけですよ。
08.【第11回MMD杯本選】ぺらぺらアニメで団結【ぶるらじ風？】(UndoFish氏)
なんつーかね。
和気藹々とした感じをこういう形で表現（再現?）できるっていうのが、素直に凄いと思うんですよ。
実際もこんな感じだったのかなーなんて、そんなわけないのに、思っちゃうんですね。
ホント、お見事だと思います。
予選の時点で期待値最高潮で、本選でその期待を遥かに上回る動画を呈示していただきました。
ぺらぺら動画はもともと好きだったのですが、今回の動画は何度見ても飽きませんでした。
単純に、何でこれでMMDなの？という、技術的な面での興味もあったのですが、それ以上にとにかく、氏の動画は常に、温かい。表情の一つ一つが、定型のフォーマットを色々アレンジしながらも、そのとき、きっとその表情をしていたはず、という、いい具合のところを押さえてくるんです。
次作も、超期待です。
09.【Novelsm@ster】母の再婚 【短編】(into_the_blue氏)
ブログにも書いたんですが、気付きそうで気付かなかったテーマの着眼点。
そして、ユーモアもありつつ、繊細な心の動きを表現していて、珠玉の短編ではなかったかと思います。
以前にも記事にしましたので、細かい話は避けますが、この方にはもっともっと、作品を投稿していただきたい。
でもって、自分が、ニヤニヤしたい。
・・・身もふたもありませんが、そう思わせていただきました。
2013下期の収穫は、間違いなくinto_the_blue氏であろう、と、自分は思います。
10.【萩原雪歩】Kosmos,Cosmos“なつますっ!” STYLE【MV風エディション】(クローゼットP)
2012下半期にも選んだんですが、やっぱり「なつますっ！」のコスコスには弱いんです。
そしてその同じ気持ちを、クローゼットPが持っていた、という、この一点だけで、この作品は自分にとって20選に値するのです。
2012下期で選出した「なつますっ！」のコスコスと、2013上期でも選出したクローゼットP。
個人的には、まさかのコラボレーションなわけでして。
そりゃもう、文句なしに選ぶってもんさ！
懐古主義なつもりはないですが、後半でもそういった動画がありますが、ニコマスにもいつの間にか歴史の積み重ねってやつが出来て、「あの作品をリメイクしたい」って感じの作品もあって、そんな中で、この音源にこの方がトライした、というのが、何よりも嬉しくて。
リアルタイムであのライブ動画を追いかけた方であれば、この嬉しさは分かっていただけるのではないかな、と思うのです。
第1部のトリとして選出するのに、何の迷いもなかったですね。
今回はここまで。
・・・後編は、ま、早くて週末ですね。
まとめ動画が来る前に、頑張って更新します！
